竜の大墳墓?
それはWLに居た一匹の竜に呼びとめられた事から始まりました。
Lantaric`Darは"歌う剣"を与えたBaldric Slezafを偉大な定命の者と呼び
あなたから感じる彼の気を信じてCoVの助けとなって欲しいと望みます
Dragon Necropolis,そこは竜族にとってすら不可侵なる場所ですが
最近巨人たちが人間の傭兵を送り込んで何かを探させているらしいのです。

大墳墓で戦ったTormaxの傭兵が集めていたのは何かの骨でした。
冒険者が持ち帰ったそれを見たLantaric`Darは恐怖が現実になったと言います。
骨は1stBloodの一人にしてYelinakの妻Hsagraのもので、
FrostGaintと戦い命を落としその首はKaelの王座に使われています。
彼らは愚かにもHsagraの死体に命を吹き込み使役しようとしていたのです。
竜族はしばしば死してなお友を守り続けようとします。
Veeshan Peakを守るSuled Dar's Shadeのように……
Veeshanの子らの遺骸を処理するという事は望む事ではありませんが
Tormaxは一度の阻止で諦めることなく更なる増援部隊を送るでしょう。
なんとしても彼らの手からHsagraを守らねばならないのです。
Lantaric`Darは解決策として『休息の終わり』という儀式を教えてくれます。
Hsagraの頭蓋骨はまだTormaxの王座となったままですが
大墳墓で原形をとどめている幾つかの遺骸を集めれば
『炎のプール』と呼ばれる場所で休息の終わりに導く事が出来るというのです。
”彼女の心を呼び出し、彼女の心に呼びかけなさい
彼女は友たる私の印を持つ者の呼びかけに応えるだろう
彼女の心に彼女の遺骸を返しなさい
彼女の休息は 焔の中で終わりを告げる
そして…急ぎなさい、Kromzekが残りを見つけてしまうその前に!"

整備された本来の大墳墓の一番奥に炎のプールは有りました。
Hsagraはあなたが来るのを察知して既に待っていました。
...wing,claw,tail,and...cracked bone...
『あなたがHsagraの霊魂に遺骸を抱かせようとすると
 それらはあなたの手から上昇し、柔らかな光を帯びる。
 遺骸はゆっくりとHsagraまで漂い、すぐに彼女の霊魂の幻影で包まれる。
 彼女が大墓地の炎のプールに向かって漂うと、
 Hsagraの姿は遺骸とともに柔らかに白熱しはじめる。
 そしてまさに、彼女の霊魂が焔に到達しようとする時、
 あなたは背後に暗い存在を感じる。
 突然、霊魂が現実の中を漂い始めたように、目前の竜の霊魂が振動した。
 霊魂の中の骨格は暗いもので覆われ、黒いエーテルの浸出が全てを侵し始める。
 骨が最後の一片まで暗いエーテルで覆われようとする時、
 骨格は、苦痛にもがき苦しむ霊魂からもぎ取られ
 幾千の竜が咆哮するような叫びが大墓地の洞窟中に響き渡った。
 耳障りな暗い笑い声があなたの耳を通して聞こえる。
 あなたが洞窟を漂う黒いエーテルを追って背後を見ると
 今、まさに、闇の呪文を唱えんとして
 Vesthon Marijakinが悪意の微笑みを浮かべていた。』
『指で極端に複雑な、そして神秘的な印を維持して、
 Vesthon Marijakinは彼の前で彼の左手を静止させた。
 黒いエーテルが滴る骨格は彼の前でねじれて痙攣している。
 彼の目があなたの方で止まったところで、彼は口を開いた。
 顔には冷たく下卑た笑いを浮かべている。
” 命令が順調に遂行できている事に感謝いたしますよォ。
  私は、実のところ、直接Hsagraの心をコントロールする
 チャンスが有ろうとは、思ってもおりませんでした。
 Hsagraの魂を呼び覚ましてくれた、あなたには、
 借りが出来てしまいました。
 もちろん、それは、私が存分に、あなたの哀れな魂から、
 命を搾り取る事を妨げることではありませんがねェ。”
Hsagraの心はうなりを上げ、Vesthonを威圧しようとする。
だがVesthonはすばやくローブから右手を出すと
闇の呪文を唱え目にも留まらぬ速さで新たな魔法を使った。
黒い蒸気が彼のまわりで出現し、すぐさまそれは
エーテルで出来た蔦の束へと枝分かれした。
黒い蔦はHsagraのシェードに到達し絡みつきはじめる。
彼女の心が恐怖の悲鳴をあげる時、蔓ののいくつかが彼女の心を支配した。
あなたがVesthonに向かおうとしたその時、
怒号を上げながら傭兵が後ろから部屋なだれ込み、突撃しようといることに気づく。
不可侵なる安息の場の、完全なる休息の場所で、許されざる戦いが幕を開けた。

Vesthon Marijakinは地面に身体をよろめかせ苦痛で叫ぶ。
死を前にした最後の力でVesthonは手を持ち上げて、
空中にまだ漂っている黒い骨の1つに行くように合図する。
黒い蔓は後ろでHsagraのシェードを取り込み、濃霧の中に薄れて消えていった。
一方Hsagraのシェードも影の中に静かに溶け込んでいった。
そして…Vesthonsは忌まわしき竜の様な異形へと姿を変えた。
”Vesthons draconic abomination”
忌むべき、竜を似せた醜悪な怪物は
その目に獰猛さをたたえて向かって来た。

全ては小さな砂時計が落ちるよりも短い時間の、そして激しい戦いだった。
手足を痙攣させながら、Vesthons draconic abomination の死体は崩れ落ちていった。
あなたは残された、どす黒く変色した遺骸の一部を手に取り
Lantaric'Darの助言を求めるべく戻る事にした。

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